「高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2019 OSAKA」4部上位リーグ 中河内・南河内ブロック 後期Aグループ 第4節が、狭山高校で行われました。
(白:上宮太子、赤/紺:興國D)
結果:2-1(1-0.1-1)
立ち上がりこそ攻め込まれたものの、相手陣内へボールを運ぶ機会が多い前半でした。中盤での攻防がタイトで、攻撃が跳ね返されて攻守が切り替わった後の対応を粘り強く守備することができました。決定的機会がなかなか作れない中で得たコーナーキックを押し込んで先制、その後も粘り強く守備をし、1-0で折り返しました。
後半は中盤での攻防が一層激しくなりました。相手のボールを奪ってサイドに起点ができるも、決定的機会を作ることができませんでした。そんな中でゴール前に走りこんで得たチャンスを活かして追加点。その後、相手選手のプレッシャーを受けて一層タフになり、相手の反撃を1点で食い止め、2-1で勝利を収めることができました。
非常にタフなゲームでした。フィジカルに勝る相手に対し、中盤でのプレッシャーも激しく、また中盤を振り切られてゴール前まで運ばれることも何度もありましたが、集中した連続の守備が見られました。
合宿で取り組んできた守備の意識がこの試合で発揮されたと思います。特にチャレンジ&カバーが中盤から出来たことで、粘り強い守備から、良いリズムを生み出すことができました。
ベンチの雰囲気も良く、「勝ちたい気持ち」がチームとして一体化できた試合になったと思います。これも合宿での効果の一つだと思います。今日のようなタフなゲームを制することができたことは、チームとしても自信がつくと思います。
出場している選手もよく集中していました。ボールを失ってからの切り替えや、思い通りにならないプレーに対しても、周りが声をかけて、選手を切り替えさせる声を出して、プレーしやすい雰囲気を作っていたと思います。
いつも合宿明けの試合は、勝ちに結ばない結果となってしまうことが多かったですが、今日のような試合で勝ち点3を得られたのは、非常に大きな結果だと思います。
内容面では、まだまだミスは多く、慌ててプレーしてしまったところもまだまだありました。落ち着いてプレーできたのに、周りが見えていないが故に、もったいない結果となってしまったところもありました。このミスを、残りの夏の期間で修正してほしいと思います。
また、最後は運動量が落ちて、失点してしまいました。最後のしんどい時間帯で、相手を上回って、さらにダメ押しの得点を奪えるように、体力面もさらに強化して欲しいと思います。
チームは8/12〜しばらくオフに入ります。8/16〜からは連戦が続き、チームとしての大きな山場を迎えます。みんなの力で乗り切って、さらにチーム力が上がるよう、頑張ってほしいと思います。
興國高校のみなさま、会場の狭山高校のみなさま、本日はありがとうございました。