UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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H31 2/2 U-18 前期リーグ 布施工科高校

2/2(土)、高円宮杯 JFA U-18リーグ OSAKA 2019」4部 中河内南河内ブロック 前期Bグループ 第3節が布施工科高校で行われました。

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(エンジ:上宮太子、白:布施工科)

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結果:7-1(0-0、7-1)※35分×2

 

前半から優位に試合を運ぶことができ、相手陣内でボールを保持する時間帯が多くありました。しかし前線やサイドにボールの受け手がなく、中盤でボールを失ってしまったり、ロングボールに頼ったりと、なかなか攻撃がかみ合わない展開でした。

次第に感情的になってしまったり、プレーが荒くなってしまって精彩を欠く者も出てきてしまい、時折主審から注意を受けるなど、冷静な対応ができない選手も出てきてしまいました。

 

後半はサイドを起点に落ち着いて相手を見て対応することができました。前半開始直後に相手の背後に抜け出した選手が先制。しかし、中盤で不用意な対応をしたことをきっかけに相手にフリーキックを与えてしまい、リスタートへの集中ができないまま簡単に失点し、同点に追いつかれてしまいました。しかしその後は目が覚めたかのような猛攻を見せ、次第に相手選手の運動量も落ちてしまったこともあって、大量得点へとつなげることができました。

 

大量得点で勝利したものの、後味としてはあまり良くない試合でありました。

その理由は、自分たちの感情が優先しまっているからです。

 

何のために試合をしているのか。勝てばそれでよいのか。

相手選手が倒れていても、倒してしまっても、手を差し伸べてあげる余裕すらうちの選手にはありませんでした。

それどころか、自分の主張を簡単に主審の先生にぶつけたり、相手チームに対してリスペクトの気持ちが感じられないようなプレーをしたりというものでした。

 

サッカーは自分一人ではできません。

 

仲間がいる。相手チームがいる。主審がいて、会場があってはじめて試合ができます。

だから「させていただいている」という相手や周りへの感謝を決して忘れてはならないのです。

 

しかしそれが今日はなかった。

たくさん応援には来ていただいているのですが、「応援したい」と思ってもらえるチームには、今はなっていないと思います。

 

また、判断力も良くありませんでした。

失点したシーンはともかく、そこに至るまでの流れ、またプレーの選択など、もっと周りを見て、良いプレーを選択することはできたはずです。

そして前半から後半のようなサッカーができていれば、もっと楽な展開が出来ていたはずです。

 

また、チーム力もまだまだ上がりません。

大量得点で交代枠は6名あるにもかかわらず、交代できた選手は2名のみ。

残りの選手はまだまだ試合に出るレベルに達していません。

それは技術面ではなく、サッカーへの取り組みです。

練習への姿勢、走ることへの意欲、返事の声の大きさ、出欠や意識。サッカー以外の部分も含めて、「試合に出してあげたい」と思えるレベルに達していません。

日頃から「試合に出たい!」と思って練習しているのでしょうか。その意欲があまり伝わってこないように思います。

 

大量得点で勝利しても何も良い気分にはなれない試合でした。

リーグ戦の中でこのような得点を取れるチャンスはそうないでしょう。

しかし今後のチームに欠かせない、大切なものを気づかせてもらえる機会でもありました。

 

今日のことをしっかりと胸に留めておいて下さい。

 

布施工科のみなさま、ありがとうございました。