「平成29年度 南河内研修リーグ」第1節が本校グラウンドで行われました。
(青:上宮太子、白:松原)
結果:4-0(2-0、2-0) ※35分×2
B戦:4-1 ※30分×1
今年度の南河内研修リーグが始まりました。A〜Fリーグに分かれて、各リーグから優秀選手を選んで、最後に選抜試合を行います。順位決定こそありませんが、新チームの力試しとして挑むリーグです。
今日は松原高校との試合。相手は人数が揃わず8名での試合でした。
しかしながらサイドを捨ててゴール前の守りを固めて、カウンターで攻撃をする相手に対して、なかなか思うようにさせてもらえませんでした。
前半は試合経験の少ない選手も出場しながらでの試合でした。相手の背後をついて攻撃したいところでしたが、守備を固める相手に対して背後を取ることができず、サイドの空いたスペースにボールがわたるも、そこからの組み立てがかみ合わない展開でした。徐々にボールへのチャレンジが消極的になり、遠くからのシュートや、持ちすぎて相手に取られるなど、決定的な場面を作り出しても、得点になかなか結び付きませんでした。ただ、相手のミスを誘いながら2-0で折り返し。
後半はメンバーやポジションを替え、中盤に厚みのある布陣となりました。3点目はサイドからの速い展開からの得点で、良い形で得点を取ることができました。しかし、全体的には球離れの悪さからリズムが上がらないことが多く、前半同様、多くのチャンスで得点まで結びつけることができませんでした。逆にちょっとしたミスからボールを奪われ、苦しい展開を自ら演出してしまったような形となりました。
さらにB戦では、相手の顧問の先生も出場して下さり、11対11でのゲームをさせていただきました。
大人2人が前線に入っただけで雰囲気が変わり、中盤やDFが翻弄されてしまいました。先制を許したものの、前線から運動量を上げてチャレンジした結果、良いテンポの中で得点を重ねることができたと思います。
現在チームは3年生が抜け、ケガ人等の影響で15名程度しかいません。AもBも関係なく総力戦で戦わなければならないわけで、しかしながら思うようにプレーができない時間が長くなると、雰囲気が悪くなって、自分たちで良くない方向へと持って行ってしまっています。それを何とかしようとして声をかける選手、身体を張る選手もいますが、自分の感情に負けて、チームプレーができない選手もいます。メンタル面では成長している選手もいますが、チームとしてはまだまだ足りないところも多いと思います。
今日は全体的に球離れが悪い試合でした。ボールを持てる時間が長かった故に、待ってボールをもらおうとする選手も多く、余計にリズムが上がらない状態でした。また攻撃も最終的には人の多いところから攻めているため、結果的には相手にぶつかって得点に結びつかないという状態でした。
「相手の状態を見て工夫をする」
これがまだ冷静な判断ができていないのが、今日の試合ではっきりしたように思います。
メンタル面も含め、さまざまな課題を与えてもらった試合となりました。
明日も研修リーグ第2節、藤井寺工科高校との試合です(14:00〜@上宮太子)。今日以上に思うようにいかない展開かもしれませんが、我慢強く取り組んでほしいと思います。
松原高校のみなさま、本日はありがとうございました。
(なお、本日の写真はマネージャーがデジカメで躍動感のある写真を撮ってくれました!)