UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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H29 11/11 南河内研修リーグ 第5節 精華高校戦

「平成29年度 南河内研修リーグ」第5節が本校グラウンドで行われました。

(青:上宮太子、赤:精華)









結果:1-2(0-1、1-1) ※35分×2
B戦:1-1(0-0、1-0、0-1) ※30分×3

前半から両チームともDFラインが高く、裏のスペースが大きく空いている状態が続きました。中盤がコンパクトになった分、その攻防も激しかったですが、両チームとも裏のスペースを狙うもののDFがカバーリングをしながら攻撃を許さない展開となりました。精華高校の選手は前線からボールへのプレッシャーが厳しく、自陣で奪われてピンチになるということもありました。守備の意識を強く持って、相手を背負わずに予測と切り替えを大切にしていきたいところでした。前半にペナルティエリアで相手選手を倒してPKこそ献上してしまいましたが、それ以外は良く対応できていたと思います。攻撃面では、前線にボールがなかなか納まらず、決定的な場面につくり切れませんでした。

後半は相手よりも動きを増して、慌てて攻撃をしないことが課題でした。サイドのスペースを上手く使いながら起点を作ることが多かったですが、クロスやシュートまでに時間がかかってしまうことが多く、またオフサイドにかかってしまうことも多く、シュート数が伸びませんでした。しかしDFラインの裏を突きながらサイドからの展開から良い形も見られ、長い距離を走ってクロスから点を奪う形もつくれました。しかし、自陣でボールを奪われて失点してしまうなど、勝利を収めるにはもう少し時間がかかりそうな試合となりました。

B戦でも繰り返し出場していた選手も多くいましたが、「負けたくない」という気持ちが良く表れており、身体を張ったプレーや気迫のこもったプレーも多く見られました。

全体を通して、結果にはまだまだ結びつきませんでしたが、試合内容としては良くなってきていると思います。ただ、フィニッシュでの技術やそこに至るまでの発想面ではまだまだ相手の方が上回っていたかもしれません。シュートに至るまでの部分は、まだまだ人に頼って自分から積極的にいけない選手も多くいます。シュートが打てなければ点は取れません。

今日は技術よりもフィジカル面が要求された試合だったようにも思います。1人最低3本は試合に出場しながら、すべてのゲームである程度の運動量が求められる展開でした。最近ラン系のトレーニングも積極的に取り入れているせいか、だいぶ走れるようになってきたものもいます。チームとしてはまだまだ足りない部分もありますが、ここまでやってきた練習の成果が、運動量という面では少しは現れてきたような気がします。

両チームとも球際へのチャレンジが強かったため、コンタクトも多く、イライラが隠し切れなかった選手も多かったと思いますが、このような試合展開で、どれだけの者が雰囲気良く盛り上げて試合ができるかということが大切だと思います。

ただ、試合内容は良かったものの結果としては負けています。このことをしっかりと受け止めなければなりません。
明日は、南河内研修リーグ 第2節(順延分)金岡高校戦があります(9:30〜@金岡高校)。

3部リーグに所属する相手ではありますが、自分たちのやりたいことがどれだけ通用するかが試される機会でもあります。
今日の良い部分を引き継いで、明日はさらに良いものとなるよう、1人1人がよく考えて取り組んでほしいと思います。

精華高校のみなさま、本日はありがとうございました。