午後からは14期・27期のOBに3年生を加えたチームと、1・2年のチームが対戦しました。
(ビブスなし:1・2年、ビブス:3年・OB)
1・2年 vs 3年・OB : 1-7 (0-4、1-3、0-0、0-0) ※20分×4
最初の2本はOBチームが圧倒。昨年まで在籍した27期OBの主力が6名と今年の3年とチームを組み、攻撃で1・2年を圧倒しました。攻撃の選手が良いポジショニングを取り続け、奪われてもすぐに次のポジションに入り、中盤でボールを持てばパスコースが3つぐらいできるような動きを見せ、早いパス回しとゴール前での細かい繋ぎとパワーで、1・2年生は成すすべなく崩されてしまいました。
1・2年も高い位置までボールを運んでもOBの経験をもとにした、無駄な少ないディフェンスにチャンスを与えてもらえず、力の差を見せつけてくれました。
ただ、最後の4本目は1・2年が再びベストメンバーで臨み、相手の弱いスペースへシンプルにボールを運び、また身体を張ってボールをなんとか繋ごうという姿勢が見られました。OBチームも疲れはあったものの、試合巧者であるため、決定的チャンスを何度も作りましたが、集中した1・2年の守備もあり、スコアレスドローでの試合となりました。
最後は全員をミックスしての試合を20分1本行いましたが、5本通して全員よく走り、足が攣ってしまうものも続出するほどタフな試合になりました。
3年生からすれば、OBとやることでとてもやりやすかったと思います。パスコースを複数作ることの重要性を現役生にはっきりと示してくれたと思います。
逆に1・2年は、4本目のゲームでは特に、身体を張り気持ちを見せ、なんとか勝とうと粘り強く戦うことができ、非常に見応えのある試合をしてくれたと思います。
27期生は一番結果を出した学年で、タレントも揃っていた学年です。正直今の選手にはない身体能力を持った選手と相手することで、後輩たちに身体やプレーで示してくれ、良い手本を示してくれました。
OB戦というようなゆるい雰囲気ではなく、非常に引き締まった内容の濃い試合をしてくれたと思います。
今日のゲームでは、午前中に練習したパスコントロールの意識を持って取り組んだことも、プレーに表してくれた選手もいました。このような積み重ねと、今日のゲームで得たことを、今後に活かして欲しいと思います。