2/24(日)、間もなく卒業を迎える3年生を招待し、卒業記念試合を行いました。
これまでは卒業式の朝に「超早朝練」として最後の朝練試合を行っていましたが、卒業式が考査前でクラブ活動ができないということもあり、考査前最後の日曜日に3年生を迎えて「最後の試合」を行いました。
この日集まったのは、選手4名のうち2名とマネージャー1名。入試や大学からの課題の関係で出席が叶わなかった者もいましたが、久々に上宮太子のユニフォームに身を包んでサッカーをしました。
在校生もまた、この日は英語検定の2次試験を重なっている者もおり、練習に参加できない者も出てしまったため、OBにも参加してもらっての試合となりました。
試合は35分を2本。
何とか3年生に点を取らせてあげようと、在校生もOBもパスを回しましたが、久しぶりのせいか、体力に衰えも見られ、なかなか足が動かず、決定的得点場面をことごとく外す場面が何度も見られました。それでも果敢にチャレンジした結果、最後は得点を取ることもできました。
内容は、現役生が細かいボール回しの中からチャンスをうかがうも、身体能力と経験値の高いOBが壁となって立ちはだかる印象でした。現役とOBを混合させてチームを組みましたが、要所で見られるOBの動きがよく目立ちました。
現役生も頑張ってはいましたが、走る・抜け出すのタイミングに長けるOBが入ると、攻撃のパターンも増え、攻撃力アップにつながるという参考になったのではないでしょうか。
最後には15分1本でマネージャーも入った試合。
キャプテンも務めた3年マネージャーには忖度されたパスがつながり見事ハットトリックの大活躍でした。
現役マネージャーも決定的場面を作りましたが、ボールは惜しくも枠外へ外れ、3年・OBチームの勝利となりました。
非常に和やかな中での引退試合となりました。
全員そろってはまた別の形ができたら良いと考えますが、在籍しているうちの一つの区切りとなりました。
この3年生は当初より入部人数も少なく、また途中で退部した者も多く、残された者は様々な複雑な思いをかかえながらプレーした学年でした。春季大会でチームを離れたものもいましたが、3年生になって最後までプレーできたことを誇りにもってこれからも頑張って下さい。
最後には3年生から後輩たちへメッセージ
「高校時代の中でサッカーをしている時間が長かった。だから悔いを残すことなく、しっかりサッカーして下さい。」というメッセージを残してくれました。
最後には在校生から3年生へアルバムのプレゼントが渡されました。
そして頼りない男子部員を支えて引っ張ってくれたマネージャー。女子がキャプテンになるというあまり前例のない事態となりましたが、チーム全員からの信頼のもと、常にチームのことを考えて行動してくれたマネージャーでした。
3年生のみなさんは、これから新たなステージへ入ります。
サッカーから学んだことを活かして頑張って欲しいと思います。
また、今日のために集まってくれたOBのみなさん本当にありがとうございました。
27期・28期のOBは困った時に本当に力を貸してくれる生徒が多いです。
また元気な顔を見せに来て下さい。