6/19(日)、四天王寺羽曳丘高校で練習試合を行いました。
対：四天王寺羽曳丘
（青：上宮太子、赤：四天羽）
結果：3-1 ※35分×1
Ｂ戦：1-2 （対：四天羽Ａ）※35分×1
試合の前半でDFラインの間から抜け出された選手に得点され先制を許す立ち上がり。DFラインと中盤の間にスペースを作ってしまい、そこでプレーされたところからチャンスを作らせてしまいました。最初はなかなか落ち着かない状態でした。その後徐々にリズムが出てきて、前線の選手に良いボールが出される場面も増えてきました。相手の背後を狙ったところから同点に追いつき、その後ゴール前の混戦を押し込み2-1、また終了間際には相手陣内の中盤からのシュートが決まり3-1に。GKが前に飛び出していたところを良く狙って決めたシュートでした。
その後のＢ戦はやや力負けの感が否めず、DFラインが踏ん張り切れなかったところから失点してしまいました。特に1点目の失点はセンターバックが相手に引き出されて1対1の状態を作られ、そのカバーに入った選手も抜かれてしまうという状態でした。中盤からの守備の意識もまだまだ低く、ゴール正面で打たれてしまうという状態を作り出してしまいました。
対：教育センター附属
（青：上宮太子、エンジ、教育Ｃ）
結果：0-3（前半:0-2、後半:0-1）※35分×2
（Ｂ戦は天候・グラウンド不順のため中止）
前半から両チームともファールが多く、なかなかリズムに乗り切れない中での立ち上がりでした。DFに身長の高い選手がいる教育Cに対し、中央にボールを集めて崩そうとする攻撃が目立ち、前半はシュートに至るところまでなかなかいきませんでした。また相手の速いチェックに対してミスも多く、またDFが後手に回ったところからファールになってしまったりという場面もありました。前半の2失点はどちらもセットプレーから。1失点目はコーナーキックから。相手にしっかりとマークを着くことができず、DFの前で触られてしまったところからの失点でした。2失点目もゴール前でのフリーキックを押し込まれる形となりました。攻撃が一辺倒になり、チャンスもあまり作れず、逆に防げたであろうセットプレーからの失点と、ほとんど良いところがない状態でした。
後半は気持ちを入れ直して臨みましたが、後半7分にサイドバックからセンターバックへのパスがずれて相手に奪われて失点。攻撃面では前半よりはボール支配率も上がり、高い位置で奪ってなんとかシュートまで持って行こうとする姿勢が見られましたが、決定的なチャンスを作るも決めきれず、また相手のDFに阻まれるなど得点に至ることはできませんでした。
今日の2試合を通して感じたことは「戦う姿勢」。
四天羽戦の先制点も許してはいけない形、時間帯のものでした。また教育C戦に至っては、2週間前に練習試合をさせていただいたばかりで、その時も2-3で敗れています。今日はそのリベンジに燃える生徒がたくさんいてもいいはずなのに、その様子がほとんど見られない。試合に出ていない者も負けている状態で普通に笑いながら見ている者もいる状態でした。これが本当に勝っていけるチームの姿勢か、と問われると当然答えは違います。
今日のこの試合に向けてどれだけの者が良い準備をしてきたかと問いても、ほとんどの者が十分ではないわけです。ではいざ試合ではというと、単調な攻撃で終わる、簡単にボールを奪われる、攻守の切り替えが悪い、走れない、フォローの声もない、雰囲気も悪いという有り様でした。
逆に四天羽さんは闘志むき出しで戦いを挑んでくれました。教育Cさんは、太子の選手より圧倒的に声の量で上回っていました。当然勝ちたいという気持ちも上だったと思います。
実は今日の試合は、本校のグラウンドの都合で、四天羽さんにお願いした試合です。前回の教育Cさんとの試合の中でお互いグラウンドの調整がつかないということもあり、そんな中で四天羽さんは快く試合を引き受けて下さいました。そんな中ではありましたが、太子の選手の様子を見ていると、驕慢な姿勢の者もいるように思います。試合ができて当たり前という様にも伺えます。
果たしてこのままでいいのでしょうか。今日の試合を見ている限りでは試合以前の問題のような気がします。
来週からはU-18の後期リーグが始まる予定です。このようなチーム状態でリーグ戦を迎えるのは非常に不安ですが、選手1人1人の自覚を促すしかないと考えています。
何人の選手が明日から切り替えてできるでしょうか。今週の姿勢を楽しみにしたいと思います。
四天王寺羽曳丘および教育センター附属の皆様、本日はありがとうございました。特に天候の悪い中グラウンド提供をしていただいた四天王寺羽曳丘さん、お世話になりありがとうございました。
