12月27日(日)、J-GREEN堺で「南河内フェスティバル」に参加させていただきました。
上宮太子A 1-0 東住吉総合A (25分)
上宮太子A 1-0 西野田工科A (25分)
上宮太子B 0-3 東住吉総合B (25分)
上宮太子B 0-0 西野田工科B (25分)
上宮太子A 1-0 富田林高校A (25分)
J-GREEN堺のS15・S16コートのこけら落としの記念に行われた「南河内フェスティバル」。今日の午前中には記念式典が盛大に行われたそうです。
まだオープンもしていない真新しい人工芝のピッチでさせていただける機会なんてほとんどありません。3連戦の最後はそのような貴重な場で行われた試合となりました。
○対：東住吉総合高校
(エンジ：上宮太子、青：東住吉総合)
試合の序盤はなかなか運動量が上がらず、守備をする時間が長かったように思います。中盤でのパスミスやGKからのボールが最終的に相手に渡り、ディフェンスの裏に放り込まれて相手にチャンスを作らせてしまうシーンが何度もありました。普段慣れない人工芝のせいか、最初は思うようにボールがつながらなかったり、トラップが大きくなってしまう場面も多かったように思います。
試合の中盤からは中盤からの守備でボールを奪える場面が増え、また運動量も上がり、相手陣内でプレーする時間も増えてきました。試合終了間際には中盤から右サイドに効果的なパスが通り、その折り返しを左サイドから走り込んだ選手が決め、1-0で勝利することができました。
○対：西野田工科高校
(エンジ：上宮太子、オレンジ：西野田工科)
ほとんど相手陣内でプレーができたゲームでした。相手のゴール前で細かいパスを通せることも多く、中盤や高い位置で奪ってからの速い攻撃やサイドを起点として攻めが見られたと思います。決定機を何度もつくりましたが、シュートで終われなかったり、クロスを相手にブロックされるなどの場面が目立ちました。終了間際に自陣でボールをカットしたところから攻め上がり、ゴール前でワンツーからのシュートで1-0で終わることができました。奪ってからが速く、流れの中で奪えた得点となりました。ゲームの内容からして、もっと点を取らないといけないゲームだと感じました。
○対：富田林高校
(エンジ：上宮太子、青/水色：富田林高校)
試合の序盤は相手より運動量が勝っていたように思います。中盤での攻防を制してサイドの高い位置から攻撃ができるチャンスが何度かありました。10分には右サイドからディフェンスラインの裏へ出た選手が中央から走り込み、GKとの1対1を制して先制。しかしながら、実力で勝る富田林高校は、その後中盤から効果的なボールを何度も入れられ、危ない場面も何度かありました。最後には太子の運動量が落ちて足が止まった隙からドリブルで駆け上がれられたり、細かいパスからチャンスを作られるなどのシーンが多かったように思います。25分のゲームであったからこそ1-0で勝利できたものの、これが35分ハーフのゲームだったと考えると恐ろしく思います。
今日はB戦も2本させていただきました。
いつもJ-GREENは公式戦でしか試合をする機会がなく、B戦はまず行われません。初めてJ-GREENのピッチでサッカーした者もいると思います。なかなかA戦に出られない選手にもこのような機会を与えていただけることは本当にありがたいことです。試合で勝つことはできませんでしたが、今日の気持ちの高ぶりをそのまま試合で表し身体を張って頑張っていた選手もおりました。しかしながら、技術だけでなく、戦う姿勢、返事・挨拶の部分に至っても日頃A戦に出場している選手と比べれば物足りなさを感じます。このような機会を意気に感じて、これからも頑張ってもらいたいと思います。
今日までの3連戦は非常にタフなゲームが多く、肉体的にも精神的にも良い経験をさせていただいたと感じています。
疲れがたまるとプレーが雑になったり、イライラしやすくなったりする者もおり、そういった部分も発見できたような気がします。試合の結果だけでなく、内容から言えばまだまだなところはたくさんあります。
まずは、監督・コーチの意見だけに頼らず、自分たちで考えて判断・決断するという姿勢を早く身に付けてほしいと思います。そして日頃の練習でパスやコントロール、キックの技術をしっかり磨き、またフィジカルを強化してもらいたいと思います。
今日J-GREENに来させていただき、ここでたくさん試合できるチームになってほしいと素直に思いました。そのためには今のままでは当然難しいです。1つ1つの積み重ねを大切に、チーム力が高まれば良いと思います。
年内最後の試合は12/30(水)、花園高校との試合です(9:30〜、@花園)。1年の良い締めくくりができる試合にしてほしいと願っています。
