3日目の会場は向陽高校です。大荷物をもって、和歌山駅から約20分歩きました。
前日はアップ不足だったこともあり、今日は朝からしっかり身体を動かして試合に臨みました。
前半立ち上がりから上宮太子ペースで試合を進めるも、相手の固い守備に阻まれ、なかなかゴールをこじ開けることができませんでした。守備的に入る相手に対し、なかなか攻めあぐねてしまい、シュートチャンスはあったものの、決定的な場面で決めきることができませんでした。
後半はさらにははやくボールを動かしながら、相手の隙を伺いました。サイドに起点ができ、その折り返しに対して合わせることができ、先制することができました。しかし、ゴール前のスペースをなかなか支配することができず、これ以上得点を奪うことができませんでした。
2試合目は奈良女子大附属高校とのB戦。
活気のあるチームの前に、相手チームで試合が進んでいきました。失ったボールをすぐに奪い返そうとする意識はありましたが、ボールがなかなかつながらず、相手FWのパワフルな攻撃に対応できませんでした。
3試合目は奈良女子大附属とのA戦。
前半開始直後にGKからのキックミスを相手にさらわれ先制。いきなりビハインドを背負う形でなかなかリズムができませんでしたが、徐々に攻撃のリズムが生まれました。決定機はあまり作れませんでしたが、攻守の切り替えの意識があり、粘り強く戦えていました。
後半はさらに積極的に攻撃する姿勢を見せて、守備の固い相手に対して空いたスペースをうまく使おうとしましたが、最初はなかなかうまくいきませんでした。しかし、試合終了間際にゴール前の混戦から押し込み、なんとか同点に終えることができました。
最後は紀北工業とBチームが30分2本を戦いました。
前線にスピードがある選手に対して苦戦しましたが、粘る強く守備から入ることができました。しかし、ボールがなかなか相手DFラインを超えることができず、攻めてもまた攻められるの繰り返しのような形となってしまいました。後半も粘り強く戦いましたが、終盤にPKを献上して、相手に得点を許してしまいました。
今日もたくさん試合をさせていただきました。
全体を通して攻守の切り替え、ボールの回収、そしてゲーム中の声の量や温度をテーマにしてこの遠征を行いました。3日間あわせて24本のゲームは非常に内容も濃く、良い試合をたくさんさせていただき、収穫を得ることが出来ました。
うまくいかなかったことがほとんど。そして技術のミスが本当に目立ちました。普段のトレーニングの成果が試合に表れた結果だと思います。そして、ボールの回収と声の温度の差。うまくいかない時の雰囲気も良い時と悪い時ではっきりと分かれていました。
最後のゲームがチームを象徴していて、最後に追いついたAチームと、最後に失点して勝てなかったBチーム。ここにチームの現状が現れているように思います。
しっかり声を出して走り切ることができるのもAチームに多いです。Bはその部分がまだまだ足りない分、試合の出場機会にも影響しているように思います。
ともあれ本当にたくさんの試合をさせていただき、チームにとって良い経験をさせていただきました。そして良い機会を与えていただきました。
このフェスティバルに参加させていただいて本当によかったと思います。
まずは本日対戦していただきました、向陽高校、奈良女子大附属、紀北工業のみなさまありがとうございました。そして和歌山県フェスティバルの関係者のみなさま、ありがとうございました。
【試合結果】
上宮太子1-0向陽(0-0.1-0)
上宮太子B0-2奈良女子大附属B(0-1.0-1)
上宮太子1-1奈良女子大附属(0-1.1-0)
上宮太子0-1紀北工業(0-0.0-1)
