「高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2020 OSAKA」3部リーグAグループの第2節が近大附属高校で行われ、興國高校Cと対戦しました。
前半立ち上がりから守備に徹する時間が長く、技術の高い相手に対して粘り強く対応する時間が続きました。しかし、左サイドから崩されて失点を許すと、相手の波状攻撃を食い止めようと粘り強く守備しましたが、前半終了間際に連続して失点を許してしまいました。
後半は相手優位に試合が進むも、前半よりは攻め上がるチャンスも見られました。ただ、シュートまで至らず、相手に跳ね返されてカウンターとなり、崩されて失点してしまう場面もみられました。しかしながら、相手ゴール前で良い攻撃も見られ、決定的なチャンスも何度かありましたが、1点は遠く、その後、失点を重ねてしまいました。
前半は守備の意識が強すぎ、自陣でボールを持たせる機会を与えましたが、「持たせる」中で、個々の勝負でDFがはがされ、そこを崩されてしまい、失点につながる場面を作ってしまいました。しかしながら、粘り強く身体を張って対応して、良い守備が見られる時間帯も多くありました。
しかし、前半は、失点を重ねるうちに、顔が下がり、声が減り、イライラする者も出るなど、最近できていた「良い雰囲気」がほとんどありませんでした。
後半は、攻撃できる時間が増えたこともあり、相手ゴールを脅かす場面も何度もありましたが、決定力の差も大きく感じさせられました。
まずは、チーム全体で戦うメンタリティを、どう高めるか。
チームが逆境の時において、声をかけることは、精神力のいることですが、うまくいかない時に、「ダメだ」と思うのは、簡単なことです。まだまだしんどいことが出来ていないのが現状です。
選手たちは良い経験が出来たのではないでしょうか。
もちろん、試合の入り方、今週の練習に取り組む姿勢は良いものではありませんでした。しかし、良い積み重ねが出来なかったことも事実です。
落ち込んでいる暇は私たちにはありません。これからも強いチームとは対戦していきます。今日の試合を糧に、これからどれだけ差を縮めることができるか。
「闘う気持ち」を忘れず、今週の練習に取り組んでほしいと思います。
興國高校のみなさま、会場・運営の関係者のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
0-7(0-3.0-4) ※40分×2