「高円宮杯 JFA U-18リーグ 2018 OSAKA」4部 中河内・南河内ブロック 前期Cグループの第7節が金剛高校で行われました。
(エンジ:上宮太子、黄:金剛)
結果:1-2(1-1.0-1) ※35分×2
B戦:1-1 ※20分×1
これまで全ての試合無失点で勝利している金剛高校との対戦は、勝てば上位リーグ進出がほぼ確定する試合でした。
前半から相手の背後のスペースを使って攻撃したいところでしたが、奪われてから速い攻撃で、押し込まれる展開が続きました。前半はほぼ自陣でボールが動くも粘り強く守って耐え忍ぶ展開でした。奪ったボールをシンプルに前線に動かしてチャンスを伺う中で、抜け出したFWがGKとの1対1を制して先制しました。しかし直後に相手左サイドからの展開から押し込まれ1-1の同点となりました。
後半は前半に続いて粘り強さが求められる立ち上がりに。相手もサイドのスペースを使って攻め込んでくることが増えました。後半15分に相手左サイドからの展開から失点、1-2に引き離されてしまいました。
そこから攻撃の枚数を増やし反撃に転じ、中盤での攻防から相手陣内でのプレーが増えました。シュートチャンスも何度もあり、決定的な場面もありましたが、相手の粘り強い守りもあり、ここぞというところで決めきることができませんでした。
全体を通して守備の時間が長かったですが、粘り強い守備から相手の背後を狙った速攻という形は良く出来たと思います。しかしながら、相手の攻撃の速さ、関わりの人数という部分では同じ4部と言えど上回っていたと思います。こちらが数的優位を作ってボールを奪いに行っても奪いきれない場面もたくさんありました。
逆に守備面ではほぼほぼ粘り強く対応できましたが、一瞬の判断ミスからの失点でした。サイドに詰め寄った選手の一瞬の対応の遅れからの失点。春季大会同様、ここ一瞬の球際の弱さが出てしまったと思います。
なんとか1点と最後まで諦めずに戦いましたが、取れそうで取れなかった1点でした。それだけチャンスはあり、試合終盤は相手を追い詰めたということだと思います。
試合終了後、選手たちは動けないほどの悔しさを持った者もいました。
この悔しさを忘れないで欲しいと思います。
この悔しさから学び取ってほしいと思います。
次のU-18は5/27(日)まで離れます。最終節で勝利すれば上位リーグ進出を手繰り寄せることができます。
残り約1ヶ月。ここに向けてさらなる調整をして欲しいと思います。
金剛高校のみなさま、本日はありがとうございました。