2/4(日)、本校グラウンドに奈良県の高田商業高校をお招きして、練習試合を行いました。
(エンジ:上宮太子、白:高田商業)
A戦:2-2(0-1、2-1)※35分×2
B戦:0-0(0-0、0-0、0-0) ※20分×3
欠席者やケガ人が多くいつも通りのポジションが組めない中での試合でした。
前半から守備に回る時間が長く、我慢の展開が続きました。
粘り強い守備でボールを奪うも、攻撃に転じた時に、前線になかなかボールが納まらない状況が続きました。攻めあがりかけた前半20分に、相手にドリブルで切り込まれて、守備の対応も遅れてしまったこともあり、そのまま持ち込まれて先制を許してしまいました。直後、雰囲気が悪くなってしまった時間帯もありましたが、なんとか持ち直して戦うも、0-1で折り返しました。
後半は少しメンバーやポジションを入れ替えて臨み、攻撃できる時間帯が少し増えました。しかし、狭い中でボールが集まって、前線に起点を作り切ることができず、決定的なチャンスを生み出すことがなかなかできませんでした。その中で中盤で奪われたところからサイドに展開され、その流れの中で失点し0-2になってしまいました。しかし、後半31分に、前線へ抜け出したところからGKとの1対1を制し1-2に。また試合終了直前、相手の足が止まり出したところから右サイドを駆け上がって、2-2に追いつくことができました。
今日はメンバーが13人しかいない状況、その中にもケガをかかえているものや、インフルエンザ明けの選手もいる中での試合で、なかなか思い通りにいかないことは予想された中での試合でした。その中でどれだけ我慢強く戦えるかがカギだったと思います。途中、思うようにパスが繋げなかったり、出し所が見つからず球離れが悪くなってしまうことも多々ありましたが、守備面では身体を張って球際に対して厳しいプレーを見せてくれたと思います。また、試合終了間際の2得点は、しんどい時間帯に相手よりも運動量を上げてプレーできたことが、得点につながったと思います。
攻撃面では、スペースをうまく使うことができませんでした。得点を焦るあまり縦方向へのボールが多くなり、コートを広く使って、数的優位を作って攻撃をするシーンはあまり作ることができませんでした。また、攻撃するサイドも偏る場面も多く、相手からすると守りやすい単調な攻撃になってしまった点も今後の反省事項だと思います。ボールを早く離す意識、また早く離せるような回りのフォローの動きを身に付けることができれば、より厚みのある攻撃ができたと思います。「攻撃での冷静さ」を大切にトレーニングに励んでほしいと思います。
今週は高校入試のため練習できない期間がある1週間となります。その後にはU-18リーグが再び始まります。
次の試合は、2/12(月)、偕星学園Bと対戦します(11:00〜@金剛高校)。今日の試合の課題を意識して、次の試合で勝ち点をしっかりと獲得できるよう、またこの1週間も集中して取り組んでほしいと思います。
高田商業のみなさま、本日はありがとうございました。