「高円宮杯U-18サッカーリーグ2017OSAKA」の4部リーグ(中河内・南河内ブロックBグループ)の前期第1節が金剛高校で行われました。
(白:上宮太子、紫:金光藤蔭B)
昇格を争って1年間戦うU-18リーグが開幕しました。今大会は前期で中河内・南河内ブロックBグループに所属し、10チーム中5位までが後期で上位リーグへ進出できます。まずは5位以内に入ることが絶対になります。
(リーグ対戦の詳細はこちらをご参照下さい)
試合開始直後から雨足と風が強くなり、難しいコンディションでのゲームとなりました。
立ち上がりからリズムがあまり良くなく、攻撃が高い位置まで生き切らずに終わってしまうことも多々ありました。前半の運動量もあまり多くなく、効果的な攻撃はあまり見られませんでした。そんな中で前半の中頃にミドルシュートが決まり先制。守備面では、相手もあまりペースをあげずにプレーをしていたこともあり、大きなピンチこそありませんでしたが、まだまだミスが目立つ内容でした。
後半立ち上がりで、DFどうしのパスがかみ合わず相手にゴール前で奪われて1-1の同点に。その辺りから相手も勢いがまし、その4分後に右サイドからのクロスをゴール前フリーで受けた選手がボレーを決め、あっという間に1-2にされてしまいました。相手は勢いを増し、前半ゆっくりとしたペースでプレーしていましたが、プレースピードも上がり、球際も強くなって、前からボールを奪おうというシーンが多くありました。逆に太子は後がなくなり、相手陣内やペナルティエリア内でたくさん人が入ってくることはできるなど良いリズムで攻撃ができましたが、フィニッシュの精度が悪くなかなか点を決めることができませんでした。そんな中、アディショナルタイムで獲得したコーナーキックを直接押し込んで、2-2の引き分けで終了となりました。
前半はどちらもゆっくりとしたペースでしたが、主導権は太子にありました。また後半もほぼ太子がボールを支配していたような印象でした。しかし、失点はすべてミスから。ミスだけで見ると、相手チームの方がミスも少なかったように思います。一度失った流れを取り戻すことはそう容易ではありません。そして失点により、相手を完全に勢いづけてしまった内容でした。勝ち点1をなんとか取ったというよりは、取れていたであろう勝ち点3が取れなかったというゲームの内容でした。ミスを全くなくすのは非常に難しいですが、ミスを防ぐための動きや心の余裕はまだまだありません。今日に試合でも、相手のプレッシャーが少し早くなるだけでミスが起こるシーンが何度もありました。
試合に対する取り組み、入り方、考え方がまだまだ甘いような気がします。今日もウォーミングアップ前の雰囲気からあまり良くありませんでした。またこの1週間見ていても、この試合で勝つための行いをしているひとは少なかったと思います。それではまだまだチームとして戦えていません。
初戦の入り方は非常に難しいと言われていますが、今日のゲームは内容からしても、もっと点を取っておかなければならないゲームでした。実際に決定的な場面も何度もありました。実際ミスからの失点でしたが、それを跳ね返してその分を取り返してやるだけの力もまだまだありません。
チーム全員がこの結果を受け止めて、行動を変えなければいけません。これからまだまだ戦いは続きます。もう同じミスは繰り返すことはできません。
次戦は1/29(日)、関西福祉科学高校と対戦します(11:00〜@河南)。
金光藤蔭のみなさま、会場運営の金剛高校のみなさま、本日はありがとうございました。