UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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和歌山合宿 第2日目 その3  和歌山工業高校B戦

合宿2日目の午後は、和歌山工業高校Bチームと練習試合を行いました。


(白:上宮太子、オレンジ:和歌山工業)












結果:3-2(前半:3-0、後半:0-2)35分×2
B戦:1-9(0-7、1-0、0-2)30分×1、25分×2

合宿での最初の対外試合は和歌山県の強豪・和歌山工業Bチームとの試合です。

前半は中盤で相手選手が持ったボールに対して、あるいはパスカットに対しての守備の意識が高く、奪ってから短いパスをつないでゴール前に持っていくシーンが多く見られました。
前半6分に先制。相手選手が中盤でボールを持ったところを奪い、そこから縦パスをつないで、ディフェンスラインの裏へ抜け出した選手に合わせてのゴールとなりました。高い位置で奪って、そこから速い展開で点を取ることは非常に良い形と言えると思います。その後もコーナーキックから2点奪い、終始太子ペースでの試合展開ができたと思います。

後半は選手を多少入れ替え、ポジションの変更も試しました。相手選手のプレースピードが前半より上がり、簡単にディフェンスラインの裏へ抜け出されるシーンが増えてしましました。攻撃も短いパスで中盤からの組立やサイドの突破もありましたが、ボールを少し持ってしまったところで、相手選手の速いプレッシャーからボールを奪われてカウンタになるシーンも何度かありました。後半は完全に相手ペースでの試合。フィジカルも強く、速い展開にしばしばついていけないところもありました。ディフェンスのミスからの失点という、流れを引き寄せにくい形での後半となりました。守備の意識は、前半より低くなってしまったところも大きな課題だったと思います。

前半と後半では全く別のチームになってしまったように思います。パスがずれてしまうところからリズムが作り出せなかったり、相手のサイドチェンジにディフェンスが隙を作ってしまったりと、大きく課題が残る内容となりました。

勝利こそしましたが、途中で交替した選手も良い結果を出せず、後味の悪い試合になってしまったように思います。しかしながら、この合宿で取り組んできた連携やパスの部分では、練習した内容が少しは発揮されたのではないかと思っています。

また、前半は相手に走り勝ち、後半は相手に走り負ける内容でもありました。疲労や暑さもあったとは思いますが、それは言い訳にはなりません。良い部分と悪い部分がはっきりと現れ、合宿での残り期間の良い課題が出たように思います。

B戦での大量失点も、ディフェンスの対応が遅れ、相手に簡単にチャンスを作らせてしまったと思います。このことも含め、今後の練習に生かしてもらいたいと思います。

今回の試合がご縁となり、8月17日(月)も練習試合を行わせていただくこととなりました。(@上宮太子 14:00〜)
県外のチームと試合をさせていただくことは少ないですが、このように声をかけていただけることは大変ありがたいと思っております。このような機会を大切にして、今後の糧しなければならないと感じました。

合宿2日目にして、多少ケガ人が出てきております。せっかくの合宿を良い成果でもって乗り切ってほしいと思います。しっかり食べて、体のケアも入念に行って、実りある合宿にして欲しいと思います。