第92回全国高校サッカー選手権大阪大会の2回戦が生野高校で開催されました。
(エンジ:上宮太子、白/緑:金岡)
試合前のミーティング。
3年生にとっては負けたら最後の試合。試合前はチーム全員で円陣を組んで試合に臨みました。
結果:1-1(前半:1-1、後半:0-0) PK 3-4
2部所属の金岡高校相手にあと1歩の所まで行きましたが、PK戦の結果、残念ながら敗退してしまいました。
前半18分にDFの隙をつかれたところに先制されました。1点ビハインドの前半21分にペナルティエリア内で向井がファウルをもらいましたが、そのPKを決めることができず、嫌な空気が流れましたが、前半33分、吉本の目の覚めるようなシュートで同点に追いつきました。
その後、何度もピンチを迎えましたが、身体を張ったディフェンスで相手の思うようにさせませんでした。逆に何度もチャンスはありました。後半30分には決定的なシーンがあり、ゴールしたかと思いましたが、ゴールの判定は認められず、結果はPK戦に。
3人目までは両チームとも順当に決め、後攻の太子の4人目のキッカーが外してしまい、この時点で3-4。金岡の5人目が外し、チャンスはありましたが、太子の5人目のキッカーが外してしまい、惜しくも敗退してしまいました。
正直に言って悔しい試合でした。すごく良いゲームだったと思います。過去数年を振り返ってもベストゲームだったと言うても過言ではありません。しかし結果が全てです。あと1歩のところまで行きましたが、金岡高校を苦しめただけでは得られるものは少ないと思います。
サッカーの神様は微笑んでくれませんでした。これがサッカー。この負けを受け止めて、次のステージへと歩んで行かなければなりません。最後に運も味方につけるために、サッカーの神様に微笑んでもらえるように、まずは毎日の行動を大事にするようことから始めなければならないと実感しました。
残された1・2年生はこの悔しさを忘れず、強い気持ちと高い意識を持って、新チームを強いチームにして下さい。
そして3年生はこれで引退です。これからの人生の方が長い。ここで学んだことや感謝の気持ちを忘れず、悔いの残らない人生を歩んで行って下さい。そして、君たちと一緒にサッカーができたこと、君たちと出会えたことを誇りに思っています。本当に3年間ご苦労様でした。そして、本当にありがとう。
最後のミーティングでは3年生1人1人がが後輩達にメッセージを送ってくれました。
また、2年生から3年生にメッセージを送りました。先輩の想いも一緒にこれからも頑張っていってくれると期待しています。
最後に、この試合には保護者の方々、先生方、クラブのOBや学校の在校生など、50名を超える方々が応援に駆け付けて下さいました。こんなに多数の方々に見守っていただける中での試合はこれまで経験ありません。感謝の気持ちでいっぱいです。
いろんな人たちの想いを背負って、上宮太子サッカー部はこれからも歩んで行きたいと思います。次はご声援に応えられるよう頑張って行きたいと思いますので、今後ともご支援・ご協力よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
