那賀高校の試合に続いて、奈良県1部の法隆寺国際高校と試合をさせていただきました。
最初はBチーム同士の対戦。
前半はあまり攻められませんでしたが、粘り強く守ることができました。攻撃面では、ボールを失う前に早く離して、人の少ない広いスペースに展開したいところでしたが、ボールがうまくつながらず、決定的なチャンスをつくることはできませんでした。しかし、攻守の切り替えがよく、粘り強く戦うことができました。
後半もほぼ同じメンバーで戦いましたが、相手ボールを奪った展開から、サイドを突破し、１点をもぎ取って試合を終えることができました。
A戦は、立ち上がりからある程度ペースを握ることができました。サイドに起点ができ、多くの人が絡んだ流れから先制点を奪うことができました。良い流れでサッカーできていましたが、ゴール前で与えたフリーキックを直接決められて同点にされてしまいました。
後半も序盤にコーナーキックから失点。そこからは攻撃もなかなかかみ合わず、シュートで終われなかった流れから、守備の隙を突かれて失点を重ねてしまいました。最後は吹っ切れた状態で攻撃に転じ、1点返すことはできましたが、取られた分を取り返すことはできませんでした。
相手チームは失点後、自分たちの課題を修正して、太子の攻撃を封じ込め、逆にDFの隙を突いた早いサッカーで得点を重ねました、逆に太子の選手たちは、失点から落ち込んでしまい、最初につかんでいた流れを離してしまう展開となりました。
決して悪い内容の試合ではありませんでしたが、一度狂った歯車を元に戻すのに、5失点しなければならないという試合となってしまいました。
相手も迫力のある攻撃でしたが、粘り強く守備から流れをつくることができませんでした。そして、失点後に課題を自分たちで修正することもまだまだ難しい状態です。修正するための声掛けやコミュニケーションはまだまだ足りません。技術面だけでなく、メンタル面の課題がはっきりとした試合となりました。
法隆寺国際高校のみなさま、ありがとうございました。
【試合結果】※30分×4
2-5（1-1.1-4）
B戦：1-0
