合宿のトレーニングがスタートしました。今年も「南山スポーツ公園陸上競技場」でお世話になります。普段なかなかできない人工芝でのトレーニング。ここでしっかり基礎技術を上げてほしいと思います。
全体でウォーミングアップ。
気合いの入った掛け声でスタートしました。
そのあとはフィールドとGKに分かれてトレーニング。
フィールドは基礎的なコントロールやボールフィーリングを中心に。
GKも基礎トレーニングからゲームを想定したセービングまでをみっちり行いました。
こっちは監督がしっかりと細かいところまで意識したトレーニングを行いました。
その後は20分の紅白戦。最初の2本はAチームvs Bチーム。
普段Uー18リーグで上位リーグで戦うAチームと下位リーグで戦うBチームのガチンコ対決です。
前半から優位に攻めるAチーム。守備的な意識の高いBチームを相手に攻め入るもゴール前で攻撃を食い止められる展開に。逆にボールを動いてる間にプレッシャーを与えて、Aチームからボールを奪ってチャンスメイクするシーンが増えてきました。その流れでミスを誘ってBチームが先制し、前半を折り返しました。
後半なんとか1点と、空いたスペースを使ってボールを動かしながらゴールを目指すAチームに対し、Bチームは粘り強く守って攻撃の芽を摘み取るサッカーを見せてくれました。徐々に焦りが見えるAチームを嘲笑うかのようなカウンターを見せ、ゴールこそ奪えないもののBチームがゲームを支配しました。
結果は1−0でBチームの勝ち。Aチームの選手たちはこの結果を受け止めざるを得ませんでした。ただ、この結果は実はAチームを奮起させるために、Bチームに策を与えた結果、見事にハマったゲームとなりました。
今までチームとしての課題が浮き彫りになりつつも課題の解消まで至れないまま時間が経ち、このゲームではっきりと答えが出たという内容でした。Aチームとしては完全に足元を掬われた形、またBチームはこれまでリーグ戦を戦ってきた自信とタフさが身についた結果でした。ゲーム内容としては、Bチームの方が運動量が上回っていた。それが結果につながったと思います。
その後もゲームをさらに2本行いましたが、Aチームで出場していた3年生はこの後のゲームにも出場していました。悔しさを晴らすように、今まで以上にギアの上がったプレーも見せてくれました。
今日のゲームを通してチームとしての成長と競争の激しさが一層増してきました。合宿は始まったばかり。「強化合宿」と呼べるような強さを身につけてほしいと思います。