8/23(水)、本校グラウンドに賢明学院のBチームをお招きして、練習試合を行いました。
(エンジ：上宮太子、青：賢明B)
Ａ戦：0-0(0-0、0-0) ※35分×2
Ｂ戦：0-8(0-4、0-4、0-0) ※30分×1、25分×2
前半は、相手のFWにボールが納まりそうなところをきっちりと守り、自陣で奪ったボールを相手の少ない場所から攻撃する展開ができました。中盤での攻防も激しく、しかしながら前線やサイドの選手が相手の背後をよく狙って、そこからチャンスを伺う場面が増え、サイドを起点に攻撃の良い形が見られました。しかし、ゴール前の相手の守りも固く、決定的な場面を簡単には作らせてはもらえませんでした。守備では集中して守ることができたと思います。
後半は相手のメンバーが変わったこともあり、途中から前がかりな攻撃を仕掛けてきました。守備に追われる時間が長く、少しバタバタしてしまった場面もありましたが、粘り強い守備を見ることができました。相手はフィジカルも強く、接触プレーも多かったですが、太子の選手も力負けせずに対応できたと思います。しかし徐々に体力が奪われて行き、効果的な攻撃をすることができませんでした。相手陣内の高い位置まで入り込んでも、そこから折り返すことができず、後半はシュートすら打てずに終わってしまいました。
課題は70分間の体力と攻撃面。この夏に連戦を重ねてきたこともあり、全体的にはフィジカル強化はできたと思います。ただ、最初からペースを考えずに飛ばすと、最後でバテてしまって体力がもたないという選手もまだ出てしまっています。また、後半はシュートが打てなかったこともあり、シュートへの意識向上は必要だと思います。しかし、厳しい中でも守備面では粘り強くできたと思いました。中盤とDFのバランスが今日は良かったと思います。良いポジションを取ろうという意識は強かったと思います。そのため、球離れも早く、余裕をもってボールを扱える選手が多かったと思います。
また、試合中の雰囲気も悪くなく、集中してゲームを行うことができたと思います。私事ではありますが、ゲームのレフェリーをしていて楽しく思えてしまうような雰囲気でのゲーム内容だったと思います。相手の技術も高かったですが、太子の攻撃もおもしろい展開を見せることができていたように思います。いつものようなミスも少なく、内容としては悪いものではなかったと思います。
攻撃面での課題はまだまだありますが、守備がある程度引き締まったことは良かったと思います。その分Ｂ戦では相手に好き勝手されてしまった部分はありますが、チーム全体として守備の意識は少しは高まったのではないでしょうか。
今日が夏休み最後の試合であり、明日から授業が再開されます。当面は午前中授業で練習は午後の暑い中で行われます。これを前向きに捕らえ、メンタル面・体力面の向上を図ってもらいたいと思います。
この夏の間、ありがたいことにたくさん試合をさせていただきました。実質2日に1日以上のペースで試合をさせていただき、さまざまな経験を積ませていただきました。
次の試合は8/27(日)、みどり清朋で練習試合を行います（9:30〜@みどり清朋）。選手権予選まであと11日で、残りの試合はあと2試合となりました。総仕上げの時期となってきました。今日の守備の意識を忘れず、勝つために必要なことを積み重ねてもらいたいと思います。
賢明学院のみなさま、本日はありがとうございました。
