9/27(日)、本校グラウンドに大阪産業大附属高校Cチームをお招きいただき、練習試合を行いました。
前半は、フィジカルの強い相手の攻撃を受けてたってしまい、DFラインが下がる中で、中盤との間延びが起こり、DFからのボールを自陣で相手に奪われる展開が続きました。サイドで個の力で突破してくる相手に対して、簡単に突破を許してピンチを招いてしまうシーンが目立ちました。相手のボールを中盤で奪ってカウンターから何度かチャンスは作りましたが、決めきれず、試合終盤でゴール前の混戦を押し込まれる形で前半が終了しました。
後半は、中盤のバランスを整えることで安定したボール回しができるようになりました。中盤での相手からのプレッシャーは強かったものの、奪われてからのカバーリングも良く、リズムも徐々に良くなってきました。流れの中で中盤から起点を作って同点に追いつくこともでき、その後は相手のサイドのスペースをうまく使うことができました。その後も中盤が起点となる流れで、逆転して試合を終えることができました。
前半と後半で大きく変われたのは、中盤のバランスでした。特にボランチがボールを受ける位置が、後半の方がよくなり、前線への動き出しにうまく対抗できたと思います。攻守の切り替えもよくなり、中盤が1stディフェンダーとなることで、DFが余裕をもって守備ができる形をとることができました。
とはいうものの、両チームとも決定的なチャンスを決めきれない試合でした。今日は1失点で収まりましたが、もう3~4点入れられてもおかしくない場面がありました。逆にあと2~3点は取れるチャンスもありました。
A戦は結果を出せましたが、B戦は厳しい結果となりました。
相手の速い攻撃と強いフィジカルの前に、攻撃がほとんどできず、守備に回る時間がほとんどでした。特に最後のゲームはやられっ放しとなってしまいました。
試合中のコーチングや要求の声も少なく、ボールを奪われても後を追いかけることができない選手も目立ちました。
1年生に関しては、試合前の準備など、試合以外の部分で注意を受ける場面がいくつもありました。特に1年生は、普段の勉強との両立も大変ですが、少しでも早く練習に来て、少しでも多くボールに触れる機会を作ってほしいと思います。
そういう積み重ねが3年生の時に、大きな花を咲かせてくれることとなると思います。
いよいよ3年生のラストゲームまであと1週間。
チーム全体で良い形で3年生の締めくくりができるよう、サッカー以外の部分も含めて頑張ってほしいと思います。
産大附属高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
A戦:2-1(0-1.2-0) ※35分×2
B戦:0-10(0-1.0-1.0-2.0-6) ※25分×4