9/21(日)、「JFA U-18サッカーリーグ2020 OSAKA」3部Aブロック 第8節が、本校グラウンドで行われました。
未消化で残っていたリーグ戦の残り試合のうちの1試合を行いました。「リーグ戦の残り2試合まではチームに残ってやる!」と決意してくれた3年生にとっては、残り少ない大切な試合の一つ。選手権があけて意識を変えて取り組んだことが、どこまでできるかということが図られる試合でもありました。
前半から中盤での激しい攻防が見られました。開始7分でゴール前の混戦から不意を突かれて失点。いつもならここで崩れるところでしたが、その後持ち返し、相手の逆を突きながら、背後のスペースを使った攻撃が見られました。何度か危ない場面も見られましたが、失点することなく、粘り強い守備で前半を終えました。
後半の立ち上がりは、得点できそうな雰囲気が感じられるような攻撃がいくつか見られましたが、決定的なチャンスまで行きつくことができませんでした。その後、相手は選手交代も巧みに使いながら運動量を落とさず、より得点を奪いに来ようとする姿勢が見られました。後半の飲水後にサイドからの展開から得点を許し、その後立て続けに得点を許しました。その後、途中から交代した選手が豊富な運動量で果敢にボールを奪いに行ってリズムを取り戻しましたが、得点を奪うことはできませんでした。
後半特に前線からボールを奪いに来ようとする相手に対し、うまくかわすことができず、自陣でボールを失う場面が増えてしまいました。そこに運動量が落ちてしまったこと、メンタルが落ちてしまったことが重なり、失点を重ねてしまいました。
しかしながら、相手は強豪チームのBチームとあって見習うべき点も多く、まずは技術の高さ、止める・蹴るでのミスは少なかったように思います。また、選手交代もありましたが、試合終盤まで豊富な運動量で最後まで走り続けていました。
また、B戦に至っても、審判へのアピールなどもなく、倒れてもすぐに起き上がり、非常に切り替えが早い選手が多かったように思いました。
太子の選手は、うまくいかないことがあればすぐに顔や感情に出してしまったり、倒されてもなかなか起き上がらなかったり、思い通りにいかないとすぐにイライラしたりと、ぶれてしまうことが多くあります。また、運動量もまだまだ多くありません。
試合内容は決して悪くありませんでした。しかし、何もさせてもらえなかった時間帯が多かったと思います。
後半途中までは0-1で粘りチャンスもあったので、「もしかしたら・・・」と期待する瞬間も正直ありましたが、そこまで甘くないのが現実です。
力のあるチームと試合をさせていただいたからこそ、見えてくることもあります。
今日は、そのようなことが見えた試合だったように思います。
負けはしましたが、収穫もたくさんありました。
あとは今日気づいたこと、感じたことを次の試合に生かせるかどうかです。
明日も試合をさせていただきます。
3連戦良い形で締めくくれるようにしてほしいと思います。
常翔学園のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
リーグ戦:0-5(0-1.0-4) ※40分×2
B戦:1-5(0-2.1-1.0-2.0-0) ※25分×2