8/15(土)、長野高校にお招きいただき、練習試合を行いました。
これまでJグリーン等の人工芝でたくさん試合をさせていただきましたが、選手権予選の初戦は土のグラウンドで行うため、その感覚を取り戻すべく、思うようにいかないところも加味した上でどこまでプレーできるか、というところがテーマでした。
しかし前半から、ボールの球際の荒っぽさと、攻撃がうまく噛み合わないイライラが募る選手が出始め、決して良い雰囲気でプレーできませんでした。周りを良く見ずにプレーしてしまうなど、メンタル面での余裕のなさが浮き彫りに出てしまい、リズムに乗れないまま前半は終了しました。
後半は少しずつメンバーを変えながらも、ボールをもってから慌てたり、周りの状況を把握せぬまあプレーしたりと、判断の悪さがはっきりと出てしまいました。コーナーキックのこぼれ球から得点こと奪ったものの、内容は決して褒められたゲームではありませんでした。
B戦では、1年生中心のメンバーの出場となりましたが、積極的なプレーがたくさん見られました。ここ数日の連戦で、体力的にも、精神的にもかなりキツい状態にあるかと思いますが、試合の中でできることが、だんだんと増えてきているのが、はっきりとわかるようになってきました。
積極的にシュートやドリブル突破をしようとする者、先輩に対してコーチングができるようになった者など、変化もみられるようになりました。
これまで炎天下でゲームを続けてきた分、相手より走り勝つことはできたと思います。
そして、これまでテーマとしてきた守備への切り替えや球際の厳しさに関しては、積極的な姿勢がみられた選手はたくさんいました。
しかし、日頃試合に出ている選手が、今日のゲームでは、チームを引っ張るような導きができなかったように思います。
イライラが止まらない、味方のプレーに文句をつける、レフェリーの判定にも異議を唱えるなど、サッカー以外の部分で、スタートラインに立てていない選手がおり、その選手が試合の雰囲気を壊してしまったところは否めません。
サッカーでは、必ずミスが起こります。誰だってミスをするのを、どれだけカバーできるかが大切です。
自分たちがやらなければならないことを、どこまでブレずにできるか。
これができている選手とできていない選手の差が徐々に生まれてきているようにも思います。
試合中のプレーや姿勢に対して、指導される選手もまだまだいますが、自分たちがやらなければならないことに目を向けて、そこにブレずに頑張ってほしいと思います。
明日は夏休みの最終日。ボランチ大阪主催の招待試合に参加させていただきます。
良い締めくくりとなるよう、意識を上げて取り組んでほしいと思います。
長野高校のみなさま、たくさん試合をしていただき、ありがとうございました。
【試合結果】
A戦:1-0(0-0.1-0) ※35分×2
B戦:2-1(1-1.0-0.1-0.0-0) ※25分×4