12/20(金)、「南河内サッカー研修会」のAリーグ選抜の練習会が、12/16(月)に引き続き行われました。今日の会場は上宮太子です。
本日集まったのは、高石、大阪学芸、交野、初芝富田林、上宮太子の5校です。交野高校の生徒さんは、およそ2時間かけて来てくれました。
選抜チームと25分×1、20分×2の試合が行われました。
この日選抜チームと対戦したのは、残りの1年生と、この日のために召集された3年生6人、そしてOBコーチも入ってのチームで対抗しました。
1本目は、上宮太子が3年生を中心にボールを回し、相手ゴールを脅かすシーンが何度もありましたが、中盤で競り負けてしまい、ピンチを招くことも何度かありました。しかし決定機を作るも決めきれずに0-0で終了。
2本目は、攻撃で良い形が見られるも、守備のバランスが悪く、カウンター気味に攻め込まれたところから、ゴール前での守備の隙を突かれて失点。0-1となりました。得点を決めたのも太子の選手でした。
3本目は、中盤より前で積極的にボールを奪いに行き、果敢に相手ゴールを目指すも決定的チャンスをことごとく外し、0-0のドローで終わりました。
3本のうち、3年生を主体に速い攻撃がみられ、相手のゴールを何度も脅かしましたが、結果的に得点を奪い切ることができませんでした。逆に、攻撃が途中で途切れてカウンターとなって、中盤の競り合いに勝てずに、結果的にピンチになったり、自陣でのパスミスを奪われてピンチになる等、内容としては、決して褒められるものではありませんでした。
今日太子で出場する1年生にとっては、3年生の中に混じってできる機会とあって、たくさんのことを吸収して欲しいという思いでした。しかし、試合では、ルーズボールの競り合いに積極的に行けなかったり、3年生からの指示の声が聞こえずに、うまく動けなかったりと、もったいないシーンが何度もありました。
3年生は、身体的能力が高い選手も多いため、少々のミスはカバーしてくれることが多くあります。しかし、ボールを待ってしまったり、守備の切り替えが悪かったり、競り合えなかったりというプレイがみられる選手が多かったと思います。
本当に上手くなりたければ、何度も失敗やミスを繰り返して、教えてもらって吸収するしかありません。その辺の気持ちがまだまだ弱いと感じる選手が多いのが、今日のメンバーの現状のように感じました。
どの選手が選抜に選ばれても、しっかりやる。これが私たちが目指したいところの一つです。まだまだ選手の中に技術だけでなく、意識の差もあります。
そこに早く気づいて、練習で、試合でチャレンジを繰り返してください。
選抜チームとしては、12/22(日)の南河内研修会で、20分のゲームを2本行います。
新しく出会えた仲間と、そして、やるからには熱く、他リーグに勝利できるよう頑張ってほしいと思います。
選抜チームの関係者のみなさま、本日がありがとうございました。