7/12(日)、関西トランスウェイスポーツスタジアムで、精華高校と練習試合を行いました。
ついに対外試合が解禁となり、練習試合を行うことができました。
本校のグラウンドで試合を行う予定でしたが、当初雨の予報で、試合が雨天中止になる恐れもあったことから、急遽グラウンドを探し、たまたま空いていた関西トランスウェイで、試合を行うことができました。
試合再開の初戦が人工芝という、非常ありがたい環境でやらせていただきました。
感染拡大のリスク管理から、施設からもしっかりとしたガイドラインもあり、コート使用の間も消毒がしっかりと行われていました。
参加者は全員名前・連絡先を記入することが義務付けられていました。
また試合に出る者以外はマスク着用で待機など、細かなところまでの徹底が求められました。
私たちとしても、ボトルを共有しない、集合時の密集を避けるなど、できる限りの感染予防対策を行って、試合に臨みました。
これまでより異なる中ではありますが、それでもグラウンドで試合ができるということだけでも、本当に感慨深いものでした。約5ヶ月ぶりの試合です。
今日は多少のケガ人もいましたが、チーム全員が試合に出場することができました。
全員がイキイキとしてグラウンドを駆け回る姿は、本当に良いものでした。
試合内容については、A戦では2・3年生中心に。
特にスタートには、コロナ休校期間も頑張ってトレーニングを重ねた者、しっかりと声を出してチームを励ませる姿勢を持つ者を中心にメンバーが組まれました。
サイドに起点を作って、運動量で勝負したいところでしたが、シュートまで行ききれないのが課題でした。
休校期間で身体づくりに励んだ者が多かったのか、当たり負けせず、フィジカル面での自信がついた選手も何人もいたように見えました。
後半はメンバーを入れ替え、1年生にもチャンスを与えました。
細かいボール回しから良い形での攻撃が見られましたが、得点には至ることができず、結果としてはスコアレスドローとなりました。
その後B戦では、入部した1年生も全員出場しました。体力面ではまだまだ不安そうでしたが、ボールに食らいつく姿勢や、身体を張って守ろうとする姿勢がある者が多く、非常に楽しみな選手もたくさんいました。
課題としては、練習のゆるさがしっかりと試合に現れたということ。
前日の練習でも、試合前とは思えないゆるさもありました。まだまだ得点に結びつくところまではいかなかったということです。
評価できるところは、コミュニケーションを取りながら、試合中の雰囲気を作りながらプレーできた者が多かったこと、試合前のミーティングでチームとして取り組もうとした守備の形を実践しようとした者が多かったことです。
当然現状ではまだまだ満足できるレベルではありませんが、「サッカーはまずは守備から」というように、この意識を忘れては戦えません。
それぞれよかったところ、反省点をしっかりと見直してほしいと思います。
会場が遠かったこともあり、たくさんの保護者の方が送迎・観戦に来てくださいました。ありがとうございました。
また、近隣にお住まいの本校1年担任の丸山先生もご来場いただき、差し入れをいただきました。ありがとうございました。
1年生も保護者の方がたくさん来てくださったことも非常にうれしく思います。
チームはまだまだ発展途上なので、一緒に成長を見守っていただけるとうれしく思います。
今週土曜日より考査1週間前となるため、7月の試合はこの1試合のみとなります。
しかし、この1試合が新しいスタートです。
ここからどこまで頑張れるのか、それを問うていきたいと思います。
3年生にとっても、あと数ヶ月。残り期間、悔いのないように頑張ってほしいと思います。
精華高校のみなさま、コロナ禍にもかかわらず試合をしていただき、本当にありがとうございました。
<試合結果>
A戦:0-0(0-0.0-0)※25分×2
B戦:1-4(0-0.0-1.0-1.1-2)※23分×4